以前、
で「小沢氏が国を相手取って東京地裁に申し立てた議決の執行停止と、強制起訴を行う指定弁護士の選任の仮差し止めの却下を求める意見書」を国が東京地裁へ提出し、小沢の訴えが却下され、その後、小沢が東京高裁に即時抗告したものの訴えは再び却下されたことを伝えたが、最高裁でも小沢側の訴えは三度却下されたそうぢゃ。
msn産経ニュース/「起訴議決の適否、刑事裁判で」最高裁初判断 小沢氏の特別抗告棄却
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101125/trl1011251558008-n1.htm
「起訴議決の適否、刑事裁判で」最高裁初判断 小沢氏の特別抗告棄却 2010.11.25 18:20
民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件に絡み、東京第5検察審査会の起訴議決を受けた小沢氏が、議決の効力停止などを求めた特別抗告について、最高裁第1小法廷(……続きを読む
<引用開始>
民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件に絡み、東京第5検察審査会の起訴議決を受けた小沢氏が、議決の効力停止などを求めた特別抗告について、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は25日、棄却する決定をした。小沢氏の求めを退ける判断が確定した。
同小法廷は改正検察審査会法で導入された起訴議決制度について、「刑事訴訟の手続きで判断されるべきもので、行政訴訟を起こして争うことはできない」とする初判断を示した。
小沢氏はすでに、東京地裁に議決取り消しなどを求める行政訴訟を起こしており、12月21日に第1回口頭弁論が開かれる予定。しかし、最高裁決定を踏まえた判断が示される見通しで、訴えが退けられる公算が大きい。議決の適否は刑事裁判の法廷で争われることになりそうだ。
特別抗告などで小沢氏は、行政訴訟を起こせなければ、裁判を受ける権利を保障した憲法に違反するなどと主張していた。
最高裁の決定を受け、小沢氏の弁護団は「行政訴訟で争えるとの詳細な主張に対し、理由もついていない門前払いの判断。裁判を受ける権利などからみていかがなものかと、まことに遺憾」とのコメントを発表した。
小沢氏は10月15日、1回目の議決などに含まれていない内容にまで踏み込んだ起訴議決は違法で無効などとして、仮差し止めなどを申し立てたが、東京地裁は同18日、「刑事手続きの中で争うべきだ」として却下。東京高裁もこれを支持し、同22日に即時抗告を退けたことから、小沢氏は同27日に特別抗告していた。
東京地裁はすでに第2東京弁護士会所属の3人を指定弁護士として選任しており、強制起訴に向けた手続きが進んでいる。
<引用終了>
東京高裁に訴えを却下されてからひと月足らずで特別抗告も棄却・・・。
さすがに 秒殺
とは言えないが、
分殺・・・いや、憤殺といっていいレベルだろう。
あとは小沢側が起こした「議決取り消しなどを求めた行政訴訟」の訴えが却下されれば小沢一郎は東京地裁での裁判を受けざるを得ない状況になる。
もう一度言う。
小沢一郎が行おうとし、却下された
「東京第五検察審査会の『強制起訴議決』の執行停止」
「強制起訴を行う指定弁護士の選任の仮差し止め」
といったこれらの「『検察審査会による強制起訴議決』の無効化」を許せば権力と金を持つ者が自由に検察審査会に圧力をかけることができるようになり、その結果起訴を免れることができるようになる。
また、捜査当局や検察、司法が委縮することによって権力者による違法行為を取り締まることが困難になるのぢゃ。
その結果、日本は権力と金を持つ者が悪事を働いても裁かれることのない暗黒国家と化すのぢゃ。
このような行為を行う小沢一郎を支持するような輩はもはや日本国は言うに及ばす
法治国家の国民ではない!
今回は小沢一郎の「『検察審査会による強制起訴議決』の無効化」を東京地裁&東京高裁&最高裁が阻んだが、権力者による起訴逃れのための訴訟の乱用を防ぐために我々国民は一層厳しく権力者を監視しなければならない。
国民よ、法秩序の破壊を招く小沢一郎の『強制起訴議決』の無効化を
断固阻止せよ!