反日ハンター・神功正毅です。
10月18日に行われる自衛隊観艦式に参加の韓国駆逐艦が横須賀港に入港したそうです。
聯合ニュース/韓国駆逐艦が横須賀入港 13年ぶり自衛隊観艦式参加
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2015/10/16/0200000000AJP20151016000800882.HTML
<引用開始>
韓国駆逐艦「大祚栄」(4500トン)が18日に神奈川県沖の相模湾で実施される海上自衛隊観艦式に参加する。韓国海軍が日本の観艦式に参加するのは2002年以来、13年ぶり。海上自衛隊横須賀基地に入港した同艦でパク・ジョンミン艦長(大佐)が15日、聯合ニュースのインタビューに応じた。
インタビューに応じるパク・ジョンミン艦長=(聯合ニュース)
パク艦長は「大祚栄は海軍に引き渡されて10年になるが、韓国の整備・メンテナンス能力が優れているため他国軍関係者は最新鋭の艦艇だと認識している」と伝えた。
同艦は全長149.5メートル、幅17.4メートルで、乗員は約220人。ステルス機能や近接防御武器システム(CIWS)、対艦・対空誘導弾などが搭載されている。
パク艦長は今回の観艦式参加について韓民求(ハン・ミング)国防部長官が中谷元・防衛相の要請を受け実現したと説明した。
韓国駆逐艦「大祚栄」=(聯合ニュース)
日本は1998年と08年に韓国海軍の観艦式に艦艇を派遣している。
18日の観艦式には安倍晋三首相が出席する。同艦の観艦式への参加を機に、19日には韓国海軍と海上自衛隊による捜索・救助のための共同訓練も実施される。
同訓練は1999年から始まり、隔年で行われている。今回は9回目。
パク艦長は「軍事訓練ではないかという指摘があるが、純粋な人道上の訓練だ」と強調した。
同艦は21日に日本を出発し、22日に韓国南東部の慶尚南道・鎮海港に戻る。
<引用終了>
この短い記事の中でいくつもツッコミどころがあります。
まず艦名の「大祚栄」から。
「安重根」というテロリストの名前を付けるぐらいなのでいまさら驚くにはあたりませんが、「大祚栄」とは「渤海国」の初代王で、現在の韓国人とはかけ離れた血統を持つ人物です。
Wikipedia/渤海人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A4%E6%B5%B7%E4%BA%BA
<引用開始>
言語的観点から現代の韓国・北朝鮮の祖とされる新羅と、高句麗・渤海とでは、民族的・言語的に隔たりがあり、高句麗・渤海を現在の韓国・北朝鮮へ連続する国家と見なす十全な根拠がなく、日本史学界では渤海はツングース民族と考えられている。
<引用終了>
これは海上自衛隊に例えるなら艦名に「エリザベス2世(イギリス)」「ベアトリクス(オランダ)」「サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ(サウジアラビア)」と名付けるようなものです。
こんな他民族の王の名を付けるぐらいなら日本海軍風の旧国名、山名、河川名、気象名にするか、英米のように州名、都市名、形容詞にすればいいのです。
例えば
「金剛」(クムガン)
「漢江」(ハンガン)
「吹雪」(ヌーンボラ:눈보라)
「全羅南」(チョルラナム)
「ソウル」
などです。
なかでも一番最適なのが、
「グワンブン(광분)」(日本語で「怒り狂う」、英語で「Furious」)
であり、一番彼らに似合わないのは
「シロエハル スイッセウルン(신뢰할 수있는)」(日本語で「信頼できる」、ロシア語で「Верный(ヴェールヌイ)」)
です。
この程度なら「韓国人って軍艦に付ける名前の発想が貧困なんだ」と笑って済ませられますが、重大なのは「大祚栄」の艦橋です。
「大和ミュージアム」に作られている大和の艦橋の復元セットと見比べてください。
大和の艦橋の復元セットに木製品が設置されていないのとは対照的に「大祚栄」の窓枠が木でできていることがわかるはずです。
このような可燃物である木製の窓枠を設置しているようでは韓国海軍が「艦艇はどうあるべきか」をわかっていないとゲロったも同然です。
「もうひとつのツシマ」というノンフィクション小説に次のような記述があります。
「スヴォーロフ(ロシア戦艦クニャージ・スヴォーロフ、スワロフとも言う)巡視のとき随員のなかにドイツ海軍武官がいた。彼は艦内を見てまわったあと、艦長イグナツィウス大佐に自分の見解を率直に語った。彼は艦の上部構造の区画仕切り等に使った大量の可燃物材料に驚いた。特に司令官居室、士官室、将校集会室等に戦艦に容認すべきでない木製の器具類のたくさんあることに目を付けた。彼の言葉では、ドイツの軍艦では机、椅子等すべての室具は金属製しか許されない、という。戦時では、絨毯、カーテン、ソファー等の使用が禁止されている。そして戦時の軍艦にそのようなものがあれば艦長は即座に軍事裁判にかけられる、といった。」
このように海戦慣れしている英米の海軍だけでなく、大陸軍国である110年前のドイツですら艦艇内の可燃物の設置を厳しく規制しているというのに、有事の際に簡単に捨てられる器具類だけならまだしも撤去が困難な木製の窓枠を設置するなど火災の消火を困難にするだけでなく被弾時に木製品が細かく砕け散って人体に突き刺さり、金属製の破片より除去が困難となることを韓国海軍がわかっていないことを示しています。
東郷平八郎は洗濯物を戦艦の大砲に干していた清帝国の艦隊を呉で見て「こんな国怖くない」と断言しましたがこの記事をよく見れば誰でも韓国に
おまえらなどおれたちの敵ではないわ!
と言いたくなることでしょう。
韓国海軍がこのていたらくであれば有事の際に竹島を奪還することは容易ですが、軍事力だけでは竹島を奪還できません。
国内外の世論に韓国の竹島の占拠が不法であるとのコンセンサスを強固に築き上げ、韓国に竹島を日本に返還するよう厳しく要求しつづけなければなりません。
最後に明日行われる観艦式が事故なく無事に終わることを願ってやみません。
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