反日ハンター・神功正毅です。
ひこにゃんが泣いている ~彦根市内のソーラー発電所から送電線4t分盗まれる
で書いたとおり、10月17日、彦根市内のソーラー発電所から送電線4t分が盗まれましたが、どうやら泣いているのはひこにゃんだけではないようです。
今年に入ってから彦根市の事件を含めて8件も送電線の窃盗事件が滋賀県内で起きています。
日本防犯設備/【滋賀県日野町】大規模太陽光発電所で電線盗難
http://jss-bouhan.com/bouhan/solar-photovoltaics/
<引用開始>
2014年9月27日午後1時ごろ、滋賀県日野町内の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の整備工事現場で、送電用のケーブル計約7トン(約350万円相当)が盗まれているのを、作業員が見つけた。
盗まれたのは送電用の銅線などが入った電源ケーブル。
太陽光パネルに接続されていた長さ数メートルから数十メートルのケーブルが大量に切断されており、計約3500メートルになるという。24日夕までは異常はなかったという。
上記のように、太陽光発電所での盗難事件が増加してきています。
今回の事件も、異常がなかったのを最終確認したのが9月24日、被害を確認したのが9月27日ですので、約3日間も泥棒には時間があったことになります。
太陽光発電はその事業の仕組みから、広い土地があり、なおかつ地価の安い郊外にあり、ランニングコストを抑える必要性から、現地に常駐警備員などは置けません。
人目につかずに現地までたどり着ける上に、犯行中も人目につく心配も有りません。
大量の電気を扱う以上は、多量の電線が使用されており、その中には銅が必ず入っています。
泥棒にとってはリスクが少なく、かつ大量に銅を盗んで車両で容易に運ぶことが出来る物件、ということになてしまいます。
金銭的被害が、直接事業の収益に大きな影響を与えてしまうビジネスモデルのため、大量の電線盗難は大きな痛手です。
窃盗事件は警備員が駆けつけても間に合いません。
屋外用セキュリティシステムで、敷地に入らせないようにすることが有効です。
<引用終了>
同/【滋賀県野洲市・東近江市】太陽光発電所の送電ケーブル盗難
http://jss-bouhan.com/bouhan/photovoltaic-generation/
<引用開始>
2014年9月29日、野洲市吉川の大規模太陽光発電所内で、メンテナンス業者の従業員が現地を訪れた際、送電用の銅製ケーブルが相次いで切断されているのが見つかり、連絡を受けた運営会社が30 日、守山署に被害を届けた。
ケーブルは太陽電池のパネルと送電設備などをつないでいたが、約30本が 切断されて、延べ650メートル分(2・6トン)がなくなっており、ペンチのようなもので切断された跡がケーブルに残っていた。被害額は約260万円。同署は何者かがケーブルを切断し盗んだとみて、窃盗容疑で捜査し ている。
県内では、27日にも日野町内の大規模太陽光発電所(メガソーラー)でケーブルが盗まれる被害があり、県警が関連を調べている。
2014年10月3日、東近江市山上町の大規模太陽光発電所内で、送電用の銅製ケーブルが相次いで切断されているのが、メンテナンス業者によって発見された、と東近江署が発表した。
ケーブルは、太陽電池のパネルと送電設備な どをつないでいたが、延べ 1370メートル分がなくなっており、ペンチのようなもので切断された跡がケーブルに残っていた。
被害額は約255万円。施設は高さ約2メートルのフェンスで囲われ、出入り口は施錠されていた。同署は、何者かがケーブルを切断し盗んだとみて、窃盗容疑で捜査している。
上記の2件の事件のように、滋賀県内で太陽光発電所の送電ケーブルが明らかに狙われています。
今後も太陽光発電所の送電ケーブルを狙った窃盗事件は多発することが明白ですし、これは滋賀県に限ったことではなく、全国で同じような事件が多発する事も明白です。
太陽光発電のビジネスは、長期にわたって売電を続け、10年後に元が取れる、というモデルになっており、運用にかかるランニングコストを抑えていかないと、利益が出始めるのが遅くなったり、場合によっては利益がなくなってしまいます。
もともと人目が少ない郊外に作られることが多く、フェンスなどで囲っていても、事実上誰でも出入りできる環境にどうしてもなってしまいます。
また、電気を扱う以上、送電用のケーブルをどうしても使用しなければいけず、送電のためには銅線が多用されます。
上記のような①コストの問題で防犯対策がしづらい②場所的に人目につかない③誰でも出入りができてしまう④銅線が大量にある といった理由で、泥棒はトラックやユニックで現地に乗りつけ、人目を気にせず、時間をかけて、大量に銅線を盗み出し、転売して利益を手にします。
太陽光発電所で200万円、300万円の盗難被害が発生し、もしこういった被害が数回起きた場合、ビジネスモデルそのものを揺るがす事件になってしまいます。
<引用終了>
同/【滋賀県・甲賀市】相次ぐ屋外金属資材盗難
http://jss-bouhan.com/bouhan/mega-solar/
<引用開始>
2014年10月14日、滋賀県甲賀市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設現場で、電気工事会社の従業員が現地を訪れた際、パネルにつながれていた送電線が切断されて、銅線ケーブル2・8キロメートル分(430万円相当)が盗まれていることが分かり、甲賀署が窃盗容疑で捜査している。
現場はフェンスで囲われ、出入り口にはワイヤー錠などで施錠されていたが、ワイヤーが切られていた。
上記の事件のように大規模太陽光発電所(メガソーラー)での送電ケーブル盗難が相次いでおり、とどまる気配がありません。
屋外の金属資材盗難のなかでも、大規模太陽光発電所(メガソーラー)が一番泥棒にとって都合のいい物件になってしまっています。
太陽光発電所の場合、あたりに人気はなく、現場を毎日訪問するわけではないので、泥棒にとっては犯行時間をもっとも確保できる物件だと認識されてしまっています。
太陽光発電は初期投資の膨大なコストを長い期間かけて償却し、償却後に時間をかけて利益を得ていくことになるため、ランニングコストを極力抑えていく必要があります。
そのため、送電ケーブル盗難が繰り返されて、その都度新たに送電ケーブルを設置する、ということになると、利益を極端に圧迫する、もしくは利益を飛ばしてしまうことになりかねません。
かといって、送電ケーブル盗難を防ぐために、警備員の常駐など、警備コストをかけることも、本来予定していた利益を大きく圧迫することになります。
<引用終了>
同/【滋賀県・野洲市高島市】同じメガソーラーで2度目の被害
http://jss-bouhan.com/bouhan/megasolar-risk2/
<引用開始>
2014年10月22日、滋賀県野洲市と高島市の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)から銅製の送電用ケーブルが盗まれているのが相次いで見つかり警察が窃盗事件として調べている。
同日午前9時20分ごろ、野洲市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)で、ケーブル計約300メートル(約146万円相当)が盗まれているのを、施設運営会社関連会社の男性社員が見つけた。
施設では9月30日にもケーブル約650メートル(約260万円相当)が盗まれているのが見つかっており、守山署が 窃盗事件として調べている。
同署によると、盗まれたのはケーブル8本(1本38メートル)。前回盗難の際に切断された残りの部分。施設は無人で、同社の社員は1日に現場を確認した後、訪れていなかった。
また同日午前11時ごろ、高島市安曇川町下小川のメガソーラーで、ケーブル約2千メートル分(約300万円相当)が盗まれているのを管理会社の男性が見つけ高島署に通報した。同署が窃盗事件として捜査している。
同署によると、盗まれたのは直径約2センチの銅線ケーブルで、20本(1本約100メートル)が切断されていた。
施設は面積約3万4千平方メートルで フェンスで囲われており、2カ所の出入り口は施錠されていた。被害は北東側に集中していた。最後に点検した9月24日午前11時ごろまで異常はなかったと いう。
上記の2件の事件からも、大規模太陽光発電所での盗難事件の傾向がわかり、気を付けなければいけないところが浮き彫りになります。
①被害に遭った太陽光発電所はフェンスで囲われ施錠もしている
→車両が内部に入れないため、パネルの盗難は防ぐことができる。送電ケーブルの盗難は防げない
②事件が発覚した日は事件が発生した日ではない。(最終確認日から相当日数が経っているため)
→現場には毎日行くことはないため、どうしても数日間以上の無人期間ができてしまう。泥棒に犯行の猶予時間を与えてしまっている
③一回被害に遭った現場が再度狙われることもある
→やりやすい現場だと泥棒に思われている。太陽光発電所全般が、立地的に泥棒の下見がしやすい(人目につかない)ため、対策がされていなければ、同じ手で同じ場所の被害が出る。
金属盗難は通常は建設現場の資材置き場や金属スクラップ業者の置場などでの被害が多かったのですが、屋外の防犯対策をしているところが近年急増しているため、それに代わり、今、メガソーラーが泥棒のターゲットにされています。
滋賀県での事件だから他の県は大丈夫、という判断はできません。特定の泥棒がやっているから、その泥棒はうちには来ないよ、という判断もできません。
同じような条件がそろっていれば、どこの県でも起こり得る事件ですし、太陽光発電所の多くは同じように被害に遭いやすい特徴が揃ってしまっています。
安定した利回りを確保するためにも、コストを抑えつつ最大限に効果の出る防犯対策をする必要があります。
<引用終了>
同/【滋賀県・高島市】送電ケーブル盗難、8件目の被害
http://jss-bouhan.com/bouhan/mega-solar-2/
<引用開始>
2014年10月22日、滋賀県高島市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)で、発電所管理運営会社の従業員が点検に訪れた際、送電用の銅製ケーブルが切断されて約2キロメートル分(2・1トン、300万円相当)が盗まれていることが分かり、県警高島署が22日夜、発表した。窃盗容疑で捜査している。
施設の周囲は高さ1・5メートルのフェンスに囲われ、出入り口は施錠されており、同署は何者かがフェンスを乗り越えて侵入したとみてい る。
2014年10月25日(土)の毎日新聞では以下のように報道している。
・メガソーラー発電所での銅製送電線の盗難被害が8件相次いでおり、被害総額は3200万円を超えた。
・県はホームページからメガソーラーの所在地一覧表を非公開にした
・県警への取材によると、被害に遭った発電所は、①職員らが常駐していない②侵入検知のセンサーなどの設置はない③現場には複数の足跡がのこっていたことからグループでの犯行かつ同一グループによる犯行の可能性も高い④滋賀で防犯を強化しても、犯人の狙いが他県に移る可能性がある
・盗難が相次ぐ背景には新興国による需要増のため、金属価格が高騰して現在高止まりの状況、2014年10月20日の国内買取価格は銅1キロあたり760円、2003年時点の3倍になっている。
上記の記事のように、大規模太陽光発電所(メガソーラー)での送電線ケーブルの盗難が跡をたたず、すでにパターン化すらされつつあります。
被害に遭った太陽光発電所では、送電ケーブルを埋設していなかったこともあり、泥棒にとって盗みやすい状況になってしまっていた、という事情もあります。
今回の一連の事件で報道された被害額は、計算してみると、銅の下取り価格(=泥棒が得る利益の予測値)で算出されており、管理運営側にかかる負担額ではありません。
たとえば、今回10月22日の被害では、送電線2000m、2.1トン、300万円の被害が報道されていますが、この太陽光発電所に盗まれた分の送電ケーブルを引き直すためには、盗まれた分の送電ケーブル代金のほかに、そのケーブルを引き直す作業費・工事代金がかかるうえに、引き直しが完了するまで売電できない、もしくは売電が激減する、といった売上被害も発生します。
<引用終了>
先のエントリーでも書いたとおり、これらの電線窃盗事件は火力・水力・原子力発電のように常時発電している発電所と違って発電力にムラがあり、電線に電圧がかからない時がある太陽光発電や風力発電でこそ起こりうる事件です。
まさしく
へっ、もろいもんだな。
たかが一本の送電ケーブルを盗んだだけでこのザマとはよ
です。
そして、電気工事に慣れた者、重量物の扱いに慣れた者からすれば太陽光発電所内の電線など
落ちた金を拾うようなもんさ
です。
しかも東日本大震災には耐えられなかったものの50年もの風雪に耐えた原子力発電所に比べて太陽光パネルははるかに脆く、台風や積雪によって簡単に壊れます。
このような不安定かつ発電装置の損壊や送電線の窃盗など発電不能に陥りやすい発電形式に日本の未来を託せるでしょうか?
さらに反・脱・卒原発を主導する者らは日本が嫌いでかつ、原発停止による電力不足への対策を何も考えていないことが分かりました。
Japan Patriots News/反原発派の半数以上、「日本が嫌い」 世論調査
http://jpnews.blog.jp/archives/1012931735.html
<引用開始>
【11月4日 JPN】反原発派の半数以上が、日本を嫌いと考えているとの世論調査が4日、判明した。
JPNが行った世論調査によれば、反原発派の52%が日本を嫌いと回答した。また、その3分の1以上は、民主党を支持していると回答した。一方、日本が好きと回答した反原発派は 1%だった。
世論調査はJPNが10月に実施。調査対象は反原発活動に参加した18歳以上の100人で、大阪・名古屋・東京の3都市で行われた。
原発停止による電力不足への対策で最も多かったのは「無回答」で84%だった。次いで「経済活動の縮小」で10%だった。
<引用終了>
それどころか原子力発電の原理に対して無知な者も混じっているそうです。
Twitter/廃色仔猫
https://twitter.com/haiirokoneko_13/status/488515484958998528
<引用開始>
そう言えば、知人が反原発の人に原子力発電所の仕組みについて説明してもらったことがあるんだそうな。それによると、原発は縦の金属製の頑丈なシャフトとピストンで構成されており、ピストンが核燃料を叩いて圧縮する事で臨界を達成、核爆発でピストンを押し上げて運動エネルギーを取りだす、(続
<引用終了>
同/同
https://twitter.com/haiirokoneko_13/status/488517237293068288
<引用開始>
続)物凄い危険極まりない物なのだそうだ。内燃機関を彷彿とさせるこの物凄い仕組み、確かにこんなもんが動いているのだと思ってるなら何が何でも止めさせようとするだろう、確かに。ちょっと燃料供給とかどうやってるのかとか、興味が尽きない部分はある。
<引用終了>
さらに、反・脱・卒原発を主導する者の中に男性の局部を形どった神輿に乗って乱痴気騒ぎをする者もいました。
彼らの行動は反・脱・卒原発を支持する著名人の知性、知能の度合いを疑わせる効果をもたらしました。
奈良の春日野 Nara No Kasugano
https://www.youtube.com/watch?v=qE7MXU2QFUk
上記の記事に
今後も太陽光発電所の送電ケーブルを狙った窃盗事件は多発することが明白ですし、これは滋賀県に限ったことではなく、全国で同じような事件が多発する事も明白です。
太陽光発電のビジネスは、長期にわたって売電を続け、10年後に元が取れる、というモデルになっており、運用にかかるランニングコストを抑えていかないと、利益が出始めるのが遅くなったり、場合によっては利益がなくなってしまいます。
もともと人目が少ない郊外に作られることが多く、フェンスなどで囲っていても、事実上誰でも出入りできる環境にどうしてもなってしまいます。
また、電気を扱う以上、送電用のケーブルをどうしても使用しなければいけず、送電のためには銅線が多用されます。
上記のような①コストの問題で防犯対策がしづらい②場所的に人目につかない③誰でも出入りができてしまう④銅線が大量にある といった理由で、泥棒はトラックやユニックで現地に乗りつけ、人目を気にせず、時間をかけて、大量に銅線を盗み出し、転売して利益を手にします。
太陽光発電所で200万円、300万円の盗難被害が発生し、もしこういった被害が数回起きた場合、ビジネスモデルそのものを揺るがす事件になってしまいます。
と書いてありますが、警備に多額の資金をかけなければ簡単に数百万円単位での窃盗による被害が出る太陽光発電などビジネスモデルとしてすでに破綻していると看做して間違いありません。
日本が嫌いでかつ、原発停止による電力不足への対策を何も考えていない、それどころか原子力発電の原理に対して無知な、さらに男性の局部を形どった神輿に乗って乱痴気騒ぎをする反・脱・卒原発派よ、太陽光発電や風力発電にかかる発電装置の損壊や電線の窃盗による送電カットというリスクの大きさを思い知れ!
そして反・脱・卒原発という迷妄を捨てよ!
電線泥棒よ、ひこにゃんだけでなく
がもにゃん
http://localchara.jp/catalog/2312/
ドウタクくん
http://yuru-character.com/archives/32081772.html
東近江のガオさん
http://yuru-character.com/archives/39956046.html
にんじゃえもん
http://yuru-character.com/archives/30910300.html
さらさちゃん
http://yuru-character.com/archives/31582897.html
が泣いているぞ!
電線を返して自首しろ!
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